top of page

キュリオ

観測者

知りたいことを知ること

総合文化雑誌の編集部に所属していた記者。
幼い頃から、好奇心の赴くままに疑問を膨らませては調べたり考えたりするのが好きだった。


特に惹かれていたのは、人の内面。
なぜ人はそれぞれ違うのか。表に出す気持ちと本心が違うのはなぜか。
その問いを追いかけるように、記者の道を選ぶ。


けれど働くうちに、締切に追われる毎日では“知りたいこと”に辿り着けない現実にぶつかる。
表面的な取材しかできないことに、気づかないふりをしながらストレスを溜めていった。


そんなある日、行きつけの古書店で古い芸術評論家の本を手に取る。
頁の奥から立ち上がるような芸術家の姿に触れたとき、キュリオの人生は静かに向きを変えた。

bottom of page